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生前戒名のすすめ

松原日治 

四六判/240頁/本体1,600円+税
ISBN978-4-938546-43-4

書店販売:販売中  当社直販:販売中

[本書の目次と内容]


高価な戒名、さようなら。
これを読めば生前戒名の意味と必要性がわかる。


■本書の帯文

戒名は怪名だから快名でなければならない!
葬式仏教からの脱却を促し、心の癒しと人生の再出発を願う戒名の自誓を説く!

■本書のもくじ
第1章 戒名・怪名・快名
【戒名】
現代人の戒名事情 −戒名の背景−/そもそも仏教とは何か? −こだわりを捨てる教え− /戒名は出家の証で、仏教徒のシンボル −戒名の意味− /家制度と戒名の関係 −戒名と時代変化− /戒名の歴史 −日本での発達小史−
【怪名】
特権階級が握っていた戒名 −最初は庶民からかけ離れていた− /戒名とお金の関係 −何のために金をとるのか− /長い戒名ほど特があるのか −戒名へのこだわりと妄想− /戒名が欲しければ坊さんを選べ −弟子になることの意味−
【快名】
受戒のすすめ −受戒と授戒の違い−/戒名に誓いを −自誓戒名について−/電子メールのアドレスは快名 −二十一世紀の戒名考
第2章 生前戒名
生前戒名は夢や希望を与える −人生の転機に誓いを−/生前戒名の歴史 −私度僧・行基の活躍− /自殺に福なし。一度死んだつもりで戒名を −こだわりにサヨナラを−/ 生前戒名をもらいに来た人々 −受戒の背景−
第3章 死後戒名
来生の願望を託す死後戒名 −日本独特の文化として発達−/ 死後戒名の歴史 −戒名と檀家制度の関係−/ 差別戒名の歴史 −仏教と僧侶の歴史が残した汚点−/ 死後戒名をもらいに来た人々 −受戒の背景−/
第4章 戒名の付け方と法則
戒名のしくみ −戒名が個人と宗旨を語る−/自分で作る場合のヒント −戒名には作者の人柄が表れる−/宗派で異なる戒名の付け方 −法則と変遷−/喜ばれる戒名の付け方 −戒名の秘 訣−
第5章 戒名をめぐる諸問題
お授け戒名に反省を −戒名に欲しい由来の説明−/ 「お上人さま」と「お商人さま」 −戒名とお金をめぐる問題−/ 後から院号の追加は出来るのか −追加戒名と転宗の問題−/ 輪廻転生を信じられるか −戒名をもらうための条件−/ 生前戒名を本名にするには −戒名と改名の関係−/
第6章 死者と戒名の関係
お通夜は出家の儀式でもある −お通夜の作法と戒名の関係−/戒名はあの世への通行手形 −死後の世界と戒名の関係−/命を粗末にするべからず −自殺者と戒名の関係−/第三の目は心にあり −不成仏霊・自縛霊と戒名の関係−
第7章 いま見直したい仏教と心の原点
散骨で失われる日本の美しい文化 −二十一世紀への心の警鐘−/道元が作ったお付き合いのしくみ −お葬式と香典、ふるまいの歴史−/人生末期の値段 −私が出家した理由−
第8章 いまこそ心の出家を
井上球二と「一人一カ寺・心の寺」運動 −現代の私度僧を考える−/サヨナラ檀家制度 −堕落した僧に引導を−/仏教改革は志のある人々の手で −平成の世に私度僧集団を−/お釈迦様が教団を捨てた理由 −本物のゼロを求めて−/戒めを忘れた仏教教団 −いまこそ戒名の原点に立ち返る時−/遊行上人に学べ −こだわりを捨てて強く生きよう−/こころの出家のすすめ −平成の私度僧集団の提案−

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