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炭酸泉は未来を描く

「癒し」+「効能」の決定版が秘める
医療・介護・健康分野でのパラダイムシフト


浦川豊彦 

A5判/160頁/ISBN 978-4-938546-31-1 C0047
 
在庫:あり 
 
*本書は電子書籍版も販売しています
 
書籍版 税込1,680円 電子版 税込1,000円


温泉には泉質があり、温泉であればどれでも同じ特徴や効能があるわけではない。そのなかで炭酸泉は薬湯と呼ばれ世界的に活用が進んでいるが、その実態は知られていない。本書は炭酸泉の医学的価値から利用までを網羅した炭酸泉活用の本格的な啓もう書である。
 

[本書の目次と内容]


■本書の帯文
新潟大学・安保 徹教授推薦!
まだあった!炭酸泉も自律神経免疫治療と予防の強力な武器の一つだ。


全身入浴の習慣を持つ唯一の国だからこそ可能である日常的な炭酸泉温浴の活用・習慣化を提案!炭酸泉の可能性が見えてきた

■本書のもくじ
序章
炭酸泉研究前夜
第1章 温熱療法、自律神経免疫学、炭酸泉との出会い
がんは遺伝子の病気、でも遺伝病ではない/帰国とがん温熱療法の本質/
ヒートショック・タンパク質 HSP/自律神経免疫学との出会い/自律神経免疫学とは/
ストレスと慢性疾患病因論/現代西洋医学の慢性疾患治療の問題点と東洋医学/
入浴と白血球 … シャワー派はリンパ球不足/入浴事故死は年間1万4千人/
炭酸泉との出会い
第2章 炭酸泉の医学的価値と性質
炭酸泉の医学的価値と性質/炭酸泉とは/炭酸泉の生理作用/静脈血の動脈血化/
淡水温浴と炭酸泉温浴の違い/炭酸泉のキーワード…一酸化窒素 NO/
ノーベル賞と一酸化窒素…火薬は薬/炭酸泉は薬湯/炭酸泉と糖尿病/
健康には良いのは酸素? …過剰酸素は有害/天然炭酸泉の性状/温泉と不当表示防止法/
遊離炭酸ガス濃度測定法の問題点/炭酸ガス濃度は過少評価されがち
第3章 九州の天然炭酸泉
炭酸泉の成因/九州の炭酸泉/長湯・ラムネ温泉/七里田温泉・下湯/
筌ノ口温泉・山里の湯/阿蘇野の高濃度炭酸冷泉湧出地帯/霧島の炭酸泉地帯/
島原は知られざる大炭酸泉湧出地帯/船小屋鉱泉…堆積平野の高濃度炭酸泉
第4章 超高齢社会と炭酸泉
超高齢社会の幕開け/現代医療の問題点/「新型」インフルエンザ騒動の顛末/
薬剤偏重の日本の医療/予防とコスト/炭酸泉を介護と医療と予防医学に/
家庭用炭酸泉製造装置の普及/日常的炭酸泉温浴の有効性の検証
第5章 炭酸泉を「正しく」加温せよ
炭酸冷鉱泉の加温で炭酸ガス抜け/炭酸冷鉱泉の「正しい」加温法の発見/
連続炭酸泉加温装置「カーボウォーマー」の発明/知的財産権の話
第6章 炭酸泉の近未来活用
炭酸泉浴槽の工夫/天然温泉の高濃度炭酸泉化「はさみ温泉・湯治楼」/
島原温泉から島原炭酸泉の活用へ/超高濃度炭酸泉「野母崎海の健康村・陽の岬温泉」/
ミネラルウォーターとしての炭酸泉/過疎地へ炭酸泉導入でコミュニティー活性化/
炭酸泉温浴と心電図/炭酸泉温浴セーフティ・システム/
炭酸泉の加温は地産バイオマス燃料で
付録・炭酸泉Q&A
 

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